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ブルース・ウィリス

ダイ・ハードのタフな主人公といえばこの人

彼の作品は多岐にわたり、コメディ、アクション、人間模様を描く社会的作品等、数々のヒット作に関わり、日本でも知名度の高いハリウッド俳優です。
彼はダイ・ハードシリーズでタフな主人公として人気のあるジョン・マクレーンがはまり役で、この作品は日本でも非常に人気のある作品となっていますが、このほかにも、12モンキーズ、フィフス・エレメント、アルマゲドン、シックス・センス等、大ヒット作を連発する人気俳優です。

彼のキャリアを見ると、高校で演劇部に所属していたのですが、その後、原子力発電所の警備員、輸送業者、工場労働、私立探偵等、様々な職業も体験しています。
その後、モントクレア州立大学演劇部に入り、3年で中退、ニューヨークにでてきます。
オーディションを受けてオフ・ブロード・ウェイでデビューを果たし、やっと演劇のキャリアが始まったのです。
彼が様々な役柄を見事に演じている背景には、このような多数の職業を経験し、実際に普通の社会の中で生活をしてきたという体験がものをいっているようにも感じます。

コメディ役者としての地位を確立、その後、ダイ・ハードの大ヒットを生む

最初に彼が出演したのはテレビシリーズの「特捜刑事マイアミ・バイス」さらに、主演ビル・シェパードの「こちらブルームーン探偵社」に3000人のオーディションから選ばれ主演し、この作品がシーズン5まで作られたことで、ブルース・ウィリスはコメディ役者としての地位を確固たるものとしました。

その後、1988年、彼も予想しなかったというほどの大ヒット作となる「ダイ・ハード」で主演、この映画は世界興行収入を140,767,956ドルとし、彼の出世作といっていい作品となりました。
ダイ・ハード3部作、ダイ・ハード、ダイ・ハード2、ダイ・ハード3は、アメリカのみでも7億ドルを超えるというとんでもない大ヒットとなり、ハリウッド俳優としての名声を手に入れます。

アルマゲドンの世界的大ヒット

その後、主演映画の赤字に苦しむ時代がありましたが、12モンキーズ、フィフス・エレメンツなどのヒット作品に出演し、1998年、アルマゲドンが世界的ヒットとなります。
石油を掘り当てる会社、穴掘りのプロだったことから、地球に向かっている小惑星の内部に核爆弾を爆発させるという任務を遂行することになります。

厄介で個性的な仲間たちと、自分を無視してばかりで事もあろうに自分の娘に手を出しているA.Jらと共に地球を救うため、小惑星に向かい、最終的にこのA.Jが果たすはずだった「小惑星にとどまって自らを犠牲にして核爆弾を爆発させる」という役割を、娘のために「無理やり」変わり、命をささげ地球を守るという役柄です。
自身もならず者で娘とうまく接する事の出来ない武骨なお父さんが、核爆弾のスイッチを押す前に、娘に最後の別れを告げるシーンなどは胸が締め付けられ、子を思う父の素晴らしい姿を目に焼き付けさせました。
ブルース・ウィリスだからこそ出来る、最高の映画だったと誰もが思った事でしょう。