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アメリカの学校

一般的な制度になっている飛び級

アメリカでは、義務教育である小学校も「留年」があるんですよ。
講師が「この生徒は学習レベルが達していない」と判断したら、その学年をもう一度繰り返さなければいけません。
学校の壁
留年とは言いませんが、入学を1年遅らせることも可能です。
早生まれの子は、希望によって遅く入学することもできるんですよ。
日本とは、全く違いますよね。

留年とは反対に、飛び級もたくさんあります。
なので、高校や大学でも年齢がバラバラなケースがあります。
二十歳の子と、18歳の子が一緒に学ぶことも。

頑張れば頑張るほど上に行けるので、将来の選択肢が広がっています。
日本ではアメリカのように飛び級制度はできませんが、日本の高校生がアメリカの大学に編入し飛び級をすること自体は可能です。

その制度を「日本人学生受入制度【学部課程】」といいます。
日本人学生受入制度の目的として、日本の高校生がアメリカの大学に無理なく進学でき、より高い成果で卒業するようになるのです。

アメリカではそもそも、日本よりも年齢じゃなくその子の能力に見合った学習が重視されています。学年終了時の通知表には、「来年おすすめの学年」などが明記されています。
次の学年に上がる学力がついていない場合は、留年を勧められるケースもあります。

アメリカ学生のランチ♪

アメリカでは、お昼の時間には近所の方が家からやってきて、自分の子供と一緒にランチを食べたりもします。
学校にはカフェテリアがあって、ピザやハンバーガーなどの欧米食を食べることができます。

日本でいう、掃除の時間や当番などはありません。
アメリカの学校では、結構フリーダムなのです。
びっくり!
そもそもアメリカの学校では、学生は掃除をしません。
小学校では、他の職員を雇って掃除をしています。

中学高校は教室を変えるのは学生です。
また、文化祭や体育祭などのイベントもありません。

ランチを見ていて思いますが、アメリカでは保護者が積極的に学校に関わっているんです。
更には、PTAなどの活動もかなり活発です。

PTA役員を、日本人の親御さんはやりたがらないですよね。
アメリカでは、親のボランティアなしでは授業が成り立たないほど、親御さんが活発です。

小学校の遠足などは、親御さんがついていきます。
同行する親は子供の監督、先生の手伝いなどをします。

日本と極端に違う学校の文化

アメリカには、低学年はほぼ教科書を使いません。
そもそも教科書はレンタルで、自分の教科書はないのです。

先生が用意したプリントなどで勉強し、それを自宅に持ち帰ります。
一番日本と違う部分は、日本は教科書を生徒に無料で配布するという点です。
教科書レンタルなんて、ちょっとびっくりですよね。

また、アメリカでは入学式もなければ、制服や上履き、体操服などもありません。
集団行動をしなければいけなくても、個性は損なわれないのです。

ファッションは自由、靴もずっと靴のまま、体育のときもどんな服装でも構いません。
日本は制服がありますが、嫌がる方も多いですよね。
アメリカ人は制服を、羨ましいと思っている人がたくさんいますよ。